2015 年度研究成果報告書

腸管寄生性コクシジウム原虫のシゾント形成機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号	26660253
研究種目	挑戦的萌芽研究
配分区分	基金
研究分野	統合動物科学
研究機関	北里大学
研究代表者	辻尚利北里大学, 医学部, 教授 (70355171)
研究分担者	松林誠大阪府立大学, 生命環境科学研究科(系), 准教授 (00321076)
研究期間 (年度)	2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード	獣医学 / 原虫感染症 / シゾント
研究成果の概要	鶏コクシジウム症はコクシジウム原虫による致死的な出血性腸炎に特徴づけられ、中でもEimeria tenllaは最も重篤な症状を引き起こす。病原性の強い強毒株とこの強毒株から作出した弱毒株（病原性に直接関与する虫体発育期の１つであるシゾントが低増殖性になったもの）についてRNA発現解析を実施した。強毒及び弱毒株の責任遺伝子として、強毒株では代謝関連及び細胞侵入因子、早熟株では細胞分裂、ペプチダーゼ関連遺伝子の関与が示唆された。
自由記述の分野	寄生虫学