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2015 年度 研究成果報告書

ユビキチンリガーゼCHIPによる乳癌幹細胞の制御機構の解明と新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26670041
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 薬理系薬学
研究機関国立医薬品食品衛生研究所

研究代表者

諫田 泰成  国立医薬品食品衛生研究所, 薬理部, 室長 (70510387)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード乳癌 / 癌幹細胞 / ユビキチンリガーゼ / 薬剤耐性 / 創薬
研究成果の概要

乳癌は癌幹細胞により形成されると考えられるが、未だ癌幹細胞を標的とする治療薬は実現していない。本研究では、ALDH陽性の癌幹細胞モデルの遺伝子解析により、癌幹細胞の新規標的分子としてCHIPを明らかにした。CHIPのノックダウンによりALDH陽性細胞が増加し、逆にCHIP過剰発現により減少したことから、CHIPは癌幹細胞を負に制御することが示唆された。次に、CHIP発現を上昇する化合物により、濃度依存的にALDH陽性細胞の増殖が抑制された。さらに、CHIPによる制御機構を明らかにするため、現在、CHIPの基質の探索を進めている。以上により、CHIPによる乳癌幹細胞の増殖制御を明らかにした。

自由記述の分野

幹細胞生物学

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公開日: 2017-05-10  

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