研究課題/領域番号 |
26670136
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
縣 保年 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (60263141)
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連携研究者 |
田中 裕之 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (10293820)
我妻 慶祐 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (10725071)
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研究協力者 |
安齋 悠樹
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | E2A / 転写因子 / 核内構造体 / 染色体高次構造 / 染色体ルーピング / 転写因子ファクトリー / 3D-FISH / Immuno-FISH |
研究成果の概要 |
E2A転写因子は核内でdot状の構造体(foci)を形成し、染色体ルーピングを介してT細胞受容体遺伝子の組換えを誘導する可能性が想定された。その分子機構を明らかにすることを目的として、E2Aの機能的複合体の構成因子を同定した。そのうちヒストンアセチル化酵素であるCBP/p300が、E2A fociと共局在し、E2A fociの形成に必要であった。さらに、E2AあるいはCBP/p300のノックダウンによりE2Aによる染色体ルーピングが阻害された。以上の結果から、E2A fociはCBP/p300に依存して形成されること、E2AとCBP/p300は染色体ルーピングに必要であることが明らかになった。
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自由記述の分野 |
生化学、分子生物学、免疫学
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