研究課題
PM2.5による喘息様病変の機序を解明することを目的とし、以下のような研究課題で研究を行ってきた。H26年度の研究目的であったPM2.5蛋白の同定に成功し、最終年度として、PM2.5蛋白質に対する喘息及び慢性閉塞性呼吸器疾患患者血清の抗体感作状況の検討による疾病との関連性を検討し、PM2.5蛋白質に対する喘息及び慢性閉塞性呼吸器疾患患者血清の抗体感作状況の検討による疾病との関連性では、ニトロ化PM2.5蛋白質に対し、喘息患者では、健常者に比し有意に高いIgG抗体化を認めた。さらに、動物事件施設の立て替え工事及び研究協力者の退学等により断念したPM2.5の分子イメージングによる細胞内及び組織移行の検討に代わり、同定したPM蛋白1とその受容体による細胞内侵入の分子メカニズムを現在検討中である。
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