研究課題/領域番号 |
26670378
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
本多 政夫 金沢大学, 保健学系, 教授 (00272980)
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連携研究者 |
山下 太郎 金沢大学, 附属病院, 助教 (90377432)
島上 哲朗 金沢大学, 附属病院, 助教 (50436820)
白崎 尚芳 金沢大学, 保健学系, 助教 (50547180)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | ウイルス培養細胞 / 幹細胞マーカー / 自然免疫 / 癌 / 感染症 |
研究成果の概要 |
ゲノタイプ1b型HCV 感染症例の肝細胞癌手術検体から癌幹細胞マーカーEpCAM陽性細胞分画を単離し、培養皿で継代が可能な細胞株(KH)を樹立した。KH細胞はJFH-1株やHJ3-5株のHCVの感染・複製を効率良く支持した。KH細胞はRIG-Iの変異を認めず、IFN誘導が保たれ、HCVの増殖は感染直後一端漸減し、再上昇を求めた。KH細胞はp53野生型であり、NOD-SCIDマウスに効率よく腫瘍を形成した。以上より、HCV感染・複製を支持する新規肝癌培養細胞株KH細胞を樹立した。KH細胞のゲノタイプ1bのHCV複製の確立には更なる検討が必要と考えられた。
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自由記述の分野 |
肝臓病学
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