研究課題/領域番号 |
26670385
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
坪内 博仁 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 客員研究員 (60145480)
|
研究分担者 |
宇都 浩文 鹿児島大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (20347058)
|
連携研究者 |
指宿 りえ 鹿児島大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (90747015)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | アポトーシス抑制因子 / AIM / C型慢性肝炎 / 非アルコール性脂肪性肝疾患 / 肝線維化 |
研究成果の概要 |
アポトーシス抑制因子AIMはマクロファージ特異的に産生・分泌される蛋白で、メタボリックシンドロームやインスリン抵抗性に関与するが、慢性肝疾患との関連は不明である。本研究で、血清AIM濃度がC型慢性肝炎や非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の肝線維化と相関すること、AIMとアディポサイトカインがC型慢性肝炎やNAFLDの病態に異なる機序で関連していること、マクロファージ特異的にAIMを発現するマウスではコリン欠乏アミノ酸置換食による肝線維化が促進されることを明らかにした。以上のことから、AIMは慢性肝疾患の肝線維化マーカー候補であり、肝線維化に促進的に作用する因子である可能性が示唆された。
|
自由記述の分野 |
消化器内科
|