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2016 年度 研究成果報告書

シャペロン分子により生存シグナルを増強させる画期的な肝グラフト修復法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26670572
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 外科学一般
研究機関北海道大学

研究代表者

嶋村 剛  北海道大学, 大学病院, 准教授 (00333617)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード移植・再生医療 / 外科 / 発現制御 / 臓器灌流
研究成果の概要

肝細胞株に14-3-3ζを遺伝子導入よって強発現させ、低温酸素化灌流を模した低温酸素化状態に静置し、細胞障害とエネルギー代謝に対する影響を精査した。14-3-3ζは低温下でATP産生、MTT代謝を促進し、ミトコンドリア膜電位を高値に保った。14-3-3ζの発現増強は低分子化合物でも可能であり、臓器灌流時に併用することで臓器を修復できる可能性が示唆された。また、NaHSによりAktのリン酸化、HO-1、TRX1の発現が増強され、14-3-3ζ発現増強物質との併用により、上記の ”強く生きる” 能力の全てが増強された。権利化,
実用化を念頭に向けてメカニズムと臓器レベルでの効果を検証中である。

自由記述の分野

移植外科

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公開日: 2018-03-22  

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