研究課題
挑戦的萌芽研究
救急外来を受診した20歳以上の患者で、救急受診時に敗血症と診断された症例を対象とした。救急受診時に採取した血清をNMR測定した。NMRデータをフーリエ変換、位相補正、ベースライン補正等の処理を行い観測周波数範囲の信号強度分布としてデータを数値化した。続いて主成分分析(PCA)による「データの可視化を行った後、PLS-DA法により解析を行った。「診断時重症敗血症」と「診断時非重症敗血症で重症化せず軽快」の2グループの識別が可能か否かの検討を行った。その結果、PLS-DA法によって2グループがそれぞれクラスター化する傾向が認められた。
救急・集中治療