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2016 年度 研究成果報告書

植物の形質多様性の原理の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26711025
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 生態・環境
研究機関京都大学

研究代表者

小野田 雄介  京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (70578864)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード多様性 / 光合成 / 植物高 / トレードオフ / 光競争 / 進化
研究成果の概要

本研究の目的は、植物多様性の主要軸と見なされる葉の光合成能力の多様性と、植物の高さの多様性に着目し、それぞれのトレードオフとその物理的・生化学的基盤の解明した。光合成能力の多様性については、数百種のデータを解析した結果、長い寿命をもつ葉は、細胞壁の重量割合が高く、そのため、(1)光合成タンパク質の割合が少ない、(2)細胞壁が厚いためにCO2拡散抵抗が大きい、という2つの要因により、光合成効率が低いことが明らかになった。植物の高さの多様性については、気候帯によらず、共存樹種間では、樹高とともに光獲得効率が増加し、光利用効率が低下するという一貫した傾向を見出した。

自由記述の分野

植物生態

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公開日: 2018-03-22  

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