インクジェットによるセルロース・キチンナノクリスタルのデジタル成形と機能創出

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26712016
• 研究種目: 若手研究(A)
• 配分区分: 一部基金
• 研究分野: 木質科学
• 研究機関: 岐阜大学
• 研究代表者: 寺本 好邦 岐阜大学, 応用生物科学部, 准教授 (40415716)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: セルロース / キチン / ナノクリスタル / ナノファイバー / インクジェット / 細胞接着 / 液晶 / セルロース誘導体

研究成果の概要

セルロースやキチンのナノクリスタル（NC）や誘導体のインクジェット印刷法を構築し，新たな機能を創出することを目的とした。キチン系NCマイクロパターンとセルロース誘導体液晶性微細造形体を作製し，それぞれ細胞培養足場材と光学機能材料としての適用性を評価した。前者では，多糖分解酵素で細胞剥離が可能なマイクロパターニング足場材を創出することに成功した。この成果を基にバイオメディカル応用に関するさらなる基盤研究の立案に発展した。

自由記述の分野

バイオマス材料化学