本研究では、生命現象を可視化する蛍光二光子顕微鏡やイメージャーを独自に開発し、広視野・高速・高解像度イメージングを達成し、生活習慣病解析を行った。すでに確立している二光子顕微鏡技術によるミクロな生体解析を改善するとともに、イメージャーなどのシステムも統合しマルチスケールイメージングを行った。生体をマクロからミクロまで、手に取るように可視化するだけでなく、定量性・再現性も担保し、病態解析を行っている。 また、光を用いて生体に介入し反応をリアルタイムで観察・評価する、など、ただ定常状態を”みるだけ”ではない、形態に機能を加えたバイオイメージングを提唱した。
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