研究課題/領域番号 |
26713037
|
研究種目 |
若手研究(A)
|
配分区分 | 一部基金 |
研究分野 |
小児科学
|
研究機関 | 国立研究開発法人国立成育医療研究センター (2015-2016) 東京大学 (2014) |
研究代表者 |
加藤 元博 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 小児血液・腫瘍研究部, 医長 (40708690)
|
連携研究者 |
小川 誠司 京都大学, 腫瘍生物学, 教授 (60292900)
滝田 順子 東京大学, 小児科, 准教授 (00359621)
|
研究協力者 |
関 正史
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | 癌 / 小児白血病 / 分子遺伝学 |
研究成果の概要 |
全エクソーム解析や全トランスクリプトーム解析などを通じ、小児造血器腫瘍の発症や臨床経過の基盤になる分子遺伝学的異常の探索を行った。 小児急性リンパ性白血病においては、短縮した維持療法下での予後因子となるゲノムの構造異常を特定し、維持療法の最適化につながる成果を得た。また、非寛解白血病の解析を通じ、NUP214-ABL1転座が偽陰性となる機序を特定し、加えて、若年性骨髄単球性白血病の解析からはKRAS変異アレルの倍加により急性転化が生じることを報告した。さらに、T細胞性急性リンパ性白血病のRNA構造解析を通じ、転写因子SPI1の転座が病態に関与していることを明らかにした。
|
自由記述の分野 |
小児血液・腫瘍学
|