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2015 年度 研究成果報告書

黄色ブドウ球菌クオラムセンシング制御によるアトピー性皮膚炎予防法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26713038
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 皮膚科学
研究機関千葉大学

研究代表者

松岡 悠美  千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10402067)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードアトピー性皮膚炎 / 黄色ブドウ球菌 / クオラムセンシング
研究成果の概要

経表皮S. aureus感染マウスモデルにおいて、IL-17は有意に上昇し、Il17-/-マウスでは炎症反応は劇的に抑制された。このIL-17依存性の皮膚炎症はケラチノサイト由来のIL-1, IL-36サイトカインがMyD88シグナルを介して誘導されていることを更に明らかにした。また、これらのサイトカインはクオラムセンシング依存性にコントロールされる特定の病原因子を欠損させたS. aureusを用いることにより抑制されることを見出した。黄色ブドウ球菌による皮膚炎発症のメカニズムはクオラムセンシング依存性に起こっているということを示唆し、治療ターゲットの1つとして期待できる成果であると考える。

自由記述の分野

皮膚科学

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公開日: 2017-05-10  

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