本研究ではIPv6ネットワークを制御するための仕組みを、日本の環境に合わせながら世界標準の参照基盤と調和を取りながら実現することを目的とする。成果として、まず、GeoNetworking上でIPv6を利用する技術をを利用しフィールド実験を行い。車両の移動に伴い、遅延、パケット到達率、スループットがどのように変化するか明らかにした。次に、GeoNetworkingの技術を国際標準との整合性を保ったまま、重複パケットを利用してパケット到達率を大幅に改善する手法DUPEを提案し、その有効性を示した。最後に、路側拠点による車々間メッセージ代理送信方式Proxy CAMを提案しその有効性を確認した。
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