研究課題
若手研究(B)
閉塞性動脈硬化症(PAD)は動脈硬化性疾患の一つであり、心血管疾患の合併が多く、予後不良な疾患である。運動療法は跛行症状や予後を改善する治療法である。本研究では血管内治療を行ったPAD患者25名を対象とした。血管内治療前と3カ月後の酸化ストレスdiacronreactive oxygen metabolite (d-ROM)、ABI、跛行距離を計測した。治療前後の平均ABI、平均跛行距離、平均d-ROMは治療前0.61、109.9m、472.8U.CARR、治療後、0.91、313.7m、390.2U.CARRであり、有意な改善が得られた。研究の成果から運動療法の普及のための啓発活動を行った。
心臓リハビリテーション