研究課題
若手研究(B)
本研究では、パーキンソン病(Parkinson's disease:PD)患者を対象に、認知機能の1つである感情認知について、日常生活の中で他者感情の判断に用いることの多い「表情」、「音声」、「文章」の3つの観点から検討を行った。その結果、PDでは「音声」による感情認知が健常者と比べ困難になることがわかった。また、「表情」で表された感情も、表現が曖昧になると健常者と比べて理解が難しくなることを明らかにした。
言語聴覚分野