本研究は、ラグビー映像を対象とし、コーチング支援のためにシーンの自動分類と人とボールの軌跡の可視化、およびこれを組み込んだアプリケーションの開発を目的として実施した。実際にラグビーの試合を撮影した映像に対して、人手で切り出しやアノテーション作業を実施し、それらの画像に対して深層学習の手法を適用することで、シーン分類などが可能か検討した。結果としては高精度に分類を行う手法を見つけることはできなかったため、アプリケーションの完成までには至らなかった。そのため、今後も継続して研究を行い、最終的にはアプリケーションとして公開していきたい。
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