研究課題
若手研究(B)
日中の相互不信の克服が急務である。本研究は国際関係論の「認知」(perception)と「誤認知」(misperception)の理論から、理論分析枠組みを構築し、それを「日中3.11災害外交」を実証研究のケースとして日中双方はいかに当初の「善意的なイニシアチブ」から最終的には「不信の再生産」にまで発展したかについてのプロセスを追跡し、日中関係における不本意の相互不信再生産のメカニズムを解明した。
国際関係論