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2017 年度 研究成果報告書

代数的差分方程式の既約性と解の超超越性の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26800049
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 解析学基礎
研究機関山形大学

研究代表者

西岡 斉治  山形大学, 理学部, 准教授 (10632226)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード差分方程式 / 差分代数 / 既約性 / 超超越性 / 差分リッカチ方程式
研究成果の概要

関数が代数的微分方程式をみたさないとき、超超越的であるという。差分方程式をみたす関数の超超越性はヘルダーによるガンマ関数の研究をはじめとして様々ある。ティーツェは1905年の論文で差分リッカチ方程式の解の超超越性を調べ、十分条件を得た。本研究ではティーツェの結果とその証明を完全に代数化し、さらにq差分やマーラ型方程式を含む一般の差分にまで拡張した。具体例として、エアリー方程式のq差分版であるqエアリー方程式に対して、qが1のベキ根でないときに解が超超越的であることを証明した。また、qパンルヴェ方程式の既約性を証明する理論や手法はdパンルヴェ方程式にも適用可能であることを明らかにした。

自由記述の分野

差分代数

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公開日: 2019-03-29  

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