研究課題
若手研究(B)
研究成果は2つある。一つ目の研究成果は非線形シュレディンガー方程式の解の大域挙動である。この方程式には、基底状態と呼ばれる特別な解がある。この基底状態より少し大きいエネルギーを持つ解の挙動を調べた。2つ目は、一般化リュウビル・ゲルファント方程式の分岐を調べた。ここでは、特異解と呼ばれる解が存在することを示し、それを用いて、3次元から9次元以下のとき、分岐は無限個の折れ曲がりを持つことを示した。
非線形偏微分方程式論