研究課題
若手研究(B)
本研究では、悪性腫瘍に対する新たな低侵襲療法として凍結加温手術を提案し、凍結加温手術を実施可能な凍結加温手術装置を作製すること及び凍結加温手術の組織破壊性を明らかにすることを目的とした。凍結加温手術装置は、手術用プローブと冷媒循環装置、温調機能を有する電源を用いて作製され、性能評価実験において、手術用プローブ温度は-40℃から45℃の温度範囲で自動的に制御された。また、動物実験後の標本観察では、染色標本に壊死が観察され、凍結加温手術を実施できる可能性が示唆された。
医用生体工学