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2015 年度 研究成果報告書

プランクトン・パラドックスに挑む:珪藻類の協働的な有機態窒素・リン利用機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26850117
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 水圏生産科学
研究機関高知大学

研究代表者

山口 晴生  高知大学, 自然科学系, 准教授 (10432816)

研究協力者 外丸 裕司  水産総合研究センター, 主任研究員 (10416042)
鈴木 怜  高知県水産試験場, 主任研究員
片野 俊也  東京海洋大学, 准教授 (00509820)
岡村 慶  高知大学, 教育研究部総合科学系, 教授 (70324697)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード珪藻 / 有機態窒素 / 有機態リン / 種協働
研究成果の概要

海洋の主要基礎生産者である珪藻類は,必須栄養塩 (窒素・リン)を巡り,種間で熾烈な競合を展開しているように見えながらも,実際には共存共栄を果たしている。この生態学の一般法則に矛盾する「プランクトン・パラドックス」の合理的説明を果たすため,本課題では,珪藻による種協働的な栄養塩利用について明らかにしようとした。その結果,いくつかの珪藻は有機態窒素/リンの一つ核酸を協働的に分解し,その結果,群集としての共存繁栄を図るのではないかと示唆された。これにより,「プランクトン・パラドックス」を合理的に説明可能な一つの新規現象が提唱された。

自由記述の分野

海洋環境微生物学

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公開日: 2017-05-10  

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