潜在精巣とは、片側または両側の精巣が陰嚢内に下降しない疾患である。犬の潜在精巣の発症には、遺伝、エピジェネティック、または環境要因が関与する。本研究では、精巣下降に重要な役割を果たしているRelaxin/insulin-like family peptide receptor 2(Rxfp2)の一塩基多型(SNPs)と潜在精巣の発症の関連性について検討した。結果として、Rxfp2の5’末端からintron (int) 1、exon (ex) 3からint 4、int 6、int 7からint 9、int 11からint 18内において、潜在精巣に関連するSNPsが存在しないことが示唆された。
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