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2015 年度 研究成果報告書

内皮間葉転換を介した糖尿病性血管石灰化病変形成におけるERK5の役割解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26860172
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 薬理学一般
研究機関徳島大学

研究代表者

石澤 有紀  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部, 助教 (40610192)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード血管石灰化 / 内皮間葉転換 / ERK5 / スタチン
研究成果の概要

まず、血管内皮細胞においてERK5の活性化を惹起する可能性のある物質を探索した。その結果、脂質異常症治療薬の一つであるピタバスタチンが強力にERK5活性化を惹起することが明らかとなった。ピタバスタチンは、ERK5活性化を介しeNOSの発現を増加させた。また、eNOSの発現に伴って内皮細胞マーカーであるVE-カドヘリン発現を増加させる傾向が観察された。NO産生は内皮細胞の形質の維持に重要な役割を果たしている可能性が示唆されることから、ピタバスタチンがERK5活性化を介しeNOS発現、NO産生を惹起することによりVE-カドヘリン発現を増加させ、内皮間葉転換を抑制する可能性が示唆された。

自由記述の分野

薬理学

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公開日: 2017-05-10  

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