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2017 年度 研究成果報告書

メダカを用いた臓器に特有な形態と適切なサイズを制御する分子機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26860197
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 医化学一般
研究機関慶應義塾大学 (2016-2017)
長浜バイオ大学 (2014-2015)

研究代表者

殿山 泰弘  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (20467393)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードメダカ / organogenesis / asymmetric cell division / novel gene / transmembrane protein
研究成果の概要

メダカ器官形成における重要性が示唆されたTMEM141に着目し、細胞レベルおよび個体レベルでの機能を明らかにすることを目的として、機能解析を実施した。その結果、TMEM141は、細胞分裂時において娘細胞間で非対称に分配される興味深い特性を有し、細胞の増殖・分化の制御機構において重要な役割を担う新規の膜小胞関連分子であることが示唆された。さらに、複数のがん細胞株において、当該分子のアミノ酸配列を基にデザインされたペプチドが細胞増殖を抑制することが明らかとなった。本研究により得られた知見は、脊椎動物の器官形成機構の解明に留まらず、がん幹細胞を標的とした新しい抗腫瘍薬開発にも貢献すると考えられる。

自由記述の分野

発生生物学・細胞生物学

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公開日: 2019-03-29  

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