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2015 年度 研究成果報告書

病理標本から感染症診断へ:高感度in situハイブリダイゼーション法の応用

研究課題

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研究課題/領域番号 26860251
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 人体病理学
研究機関藤田保健衛生大学

研究代表者

塩竈 和也  藤田保健衛生大学, 医学部, 助教 (10387699)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードin situ hybridization法 / LNA-ISH法 / AT tailing-ISH法 / 免疫染色 / SFTS virus / New Tofla virus / 電顕ISH法 / 免疫電顕法
研究成果の概要

高感度ISH法によって、SFTSウイルスおよびnew Toflaウイルスの検出に成功した。SFTS剖検例の6/7例に肝臓および脾臓などの血球貪食マクロファージに一致して陽性シグナルが検出された。電顕ISH法および免疫電顕法で100 nm前後のウイルス粒子が確認された。SFTSウイルス免疫染色では、1C3モノクローナル抗体が最も明瞭な染色性を示し、高感度ISH法の発現分布とほぼ一致した。New Toflaウイルスは、胃、十二指腸および食道の上皮細胞、大腸のリンパ濾胞の胚中心に陽性シグナルが確認された。本法は、技術的に困難だったパラフィン切片における感染症病原体の検出を可能にした。

自由記述の分野

人体病理学 分子病理

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公開日: 2017-05-10  

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