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2015 年度 研究成果報告書

ADAM10による腸管腫瘍形成機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26860528
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器内科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

股野 麻未  慶應義塾大学, 医学部, 研究員 (20439889)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード下部消化管学
研究成果の概要

我々は,ADAM10 floxマウスとvillin-CreERマウスを交配させ,上皮特異的なADAM10ノックアウトマウスを作製した.タモキシフェンによるノックアウト誘導により,腸管上皮の著名な胚細胞の数の上昇と幹細胞の減少を観察しえた.ADAM10ノックアウト上皮は幹細胞機能分化および分化亢進のため,継時的な消失を示した.
ADAM10はNotchリガンドの細胞内ドメインの切断によるシグナル活性化に関与しており,本ノックアウトマウスではNotchシグナル活性の低下を認めたことから,Notchシグナル制御異常が幹細胞消失を誘導したと考えられた.

自由記述の分野

消化器内科学

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公開日: 2017-05-10  

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