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2015 年度 研究成果報告書

心不全におけるミトコンドリア制御・保護因子の探索と病態生理学的意義の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26860551
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 循環器内科学
研究機関信州大学

研究代表者

吉沢 隆浩  信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (40713392)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード抗がん剤の副作用軽減 / ドキソルビシン心筋症 / ミトコンドリア / アドレノメデュリン / 臓器保護
研究成果の概要

抗がん剤治療の際には、がん細胞を死滅させるだけでなく、健康な臓器にダメージ(副作用)が及ぶことがある。例えば、ドキソルビシン(DOX)の副作用として、致死性の心不全が知られている。DOXは心臓のミトコンドリアを傷害することが知られており、ミトコンドリアを保護することで、副作用軽減が期待できる。本研究では、ミトコンドリア制御・保護作用が示唆されているアドレノメデュリン(AM)を、DOX心筋症マウスに投与したところ、生存率改善、臓器障害軽減、心臓細胞死抑制、ミトコンドリア障害改善が認められた。このことから、DOX心筋症に対するAMの治療効果と、ミトコンドリアを標的とした治療法の有用性が示唆された。

自由記述の分野

実験動物学

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公開日: 2017-05-10  

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