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2017 年度 研究成果報告書

未熟児貧血における脳循環に基づく輸血基準の作成を目指して

研究課題

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研究課題/領域番号 26860846
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 胎児・新生児医学
研究機関香川大学

研究代表者

小谷野 耕佑  香川大学, 医学部附属病院, 助教 (20437685)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード新生児 / 未熟児貧血 / NIRS / TRS
研究成果の概要

未熟児貧血における輸血療法時の脳血液量の変化を、近赤外光時間分解分光法装置 (TRS)を用いて測定し、輸血により脳血液量の絶対量が減少することを報告した。輸血による臨床症状改善効果が輸血前の脳血液量が多い症例において顕著であった。脳血液量は、新たな輸血適応判断基準になりえる。輸血時脳血液量減少は、背景に貧血の進行に対する代償性の脳血液量増加があることを示している。しかし、この脳血液量の増加がどのように生じるかは未解明であった。我々は豚新生仔貧血モデルを用いて、貧血の進行に伴う脳血液量の増加は脳動脈血液量の増加により生じており、脳静脈血液量は貧血が進行してもほぼ変化しないことが明らかにした。

自由記述の分野

新生児学

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公開日: 2019-03-29  

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