研究課題
若手研究(B)
我々は乳房外パジェット病の皮内病変、浸潤部、リンパ節からmicroarrayによる解析・比較を行って、MUCサブタイプの発現を検討した。その中でもMUC5AC は、発現の強度と病理学的深達度と予後不良の危険性には正の相関性があることが統計学的有意差を持って確認された。よって、乳房外パジェット病の進行にはMUC5ACの発現亢進が関与している可能性が示唆された。
皮膚腫瘍学