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2015 年度 研究成果報告書

正常メラノサイトにおけるKEAP1突然変異の悪性黒色腫発生リスク増加に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26860891
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 皮膚科学
研究機関岩手医科大学

研究代表者

三浦 慎平  岩手医科大学, 医学部, 助教 (30713226)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードKEAP1 / NRF2 / CDDP / ドライバー変異
研究成果の概要

KEAP1/NRF2系の異常が悪性黒色腫のドライバー変異となるか検証した。次世代シクエンサーを用いた網羅的解析では、8%の細胞株にKEAP/NRF2の異常を認めた。これらの遺伝子異常は原発巣でも10%程度に見つかり、一定の頻度で悪性黒色腫に於いて生じていることがわかった。しかし、この遺伝子異常を導入しただけでは、ROSには抵抗性になりシスプラチンやダカルバジンの様な化学療法剤に抵抗性にはなるものの、正常細胞の造腫瘍性の獲得には繋がらなかった。KEAP1/NRF2の異常は、悪性黒色腫のドライバー変異とはならないことが判明した。

自由記述の分野

皮膚科学

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公開日: 2017-05-10  

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