うつ病患者における左背外側前頭前野(F5)への陽極単回刺激で、The Positive and negative affect scheduleの陰性感情は、内側前頭前野(AFz)への刺激と比較して、有意に減少した。 次にtDCSによるF5部位刺激前の健常者安静時脳波をもとに、関心領域における電流密度を計算し、それらの値が不安の評価尺度であるState-Trait Anxiety Inventoryの変化を説明可能であるか検討したところ、左DLPFC刺激時の状態不安の変化では、β2帯域における左下側頭における電流密度で予測されることが分かった。
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