研究課題
若手研究(B)
中性子捕捉療法の実施可否を決定するPET検査用薬剤である[18F]FBPAの新規合成法を開発することで、検査件数の向上を目指した。新規前駆体を用いた各種溶媒への溶解性及び標識率を従来法と比較した。その結果、Boc-BPA-tBuにおいては、検討した溶媒全てにおいてほぼ未反応であったが、本検討にて標識から脱保護までのプロセスを確立することができた。また、Cbz-BPAでは、脱保護前で目的物の標識率は35%程度と従来法と同程度で得られることを確認した。
医歯薬学