研究課題
若手研究(B)
申請者らが開発したフラグミン/プロタミン混合粒子(F/P NPs)を脂肪由来間質細胞(ASCs)のデリバリーキャリアとして使用し、重症化下肢虚血及び腹圧性尿失禁における細胞治療効果の増強を図った。重症化下肢虚血では移植後7及び14日目にASCsにF/P NPsを併用することで治療効果が増強されることが明らかとなった。また、腹圧性尿失禁においてはASCs単独及びF/P NPs併用移植において、移植後7及び14日目に尿道括約筋断裂による尿漏出時圧低下に有意な改善効果を示すことが明らかとなった。
再生医療