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2014 年度 実施状況報告書

消化器がん患者に対する制御性B細胞を標的とした免疫療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 26861091
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

佐瀬 善一郎  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (10468126)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード抑制性B細胞
研究実績の概要

消化器癌患者ならびに正常ドナーより血液を採取し、末梢血単核球を分離し収集中である。また、正常ドナーより採取した末梢血単核球をanti-CD3およびanti-CD28 antibodyを用い刺激し、産生される炎症性サイトカインを測定し、実験系を確立中である。今後患者検体より分離されたB細胞においてCD39、CD73の発現を正常ドナーと比較し、また患者B細胞と正常ドナーB細胞を末梢血単核球と共培養、刺激し産生されるサイトカインを定量化し、患者B細胞が抑制機能を有するかどうかを検討する。
上述の結果、患者B細胞が抑制機能を有するのであれば、抑制性B細胞の同定を可能とする細胞マーカーの探索を行う。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

現在患者からの検体を採取中であり、また末梢血単核球の刺激実験も順調に進んでいる。

今後の研究の推進方策

今後患者検体より分離されたB細胞においてCD39、CD73の発現を正常ドナーと比較し、また患者B細胞と正常ドナーB細胞を末梢血単核球と共培養、刺激し産生されるサイトカインを定量化し、患者B細胞が抑制機能を有するかどうかを検討する。
上述の結果、患者B細胞が抑制機能を有するのであれば、抑制性B細胞の同定を可能とする細胞マーカーの探索を行う。

次年度使用額が生じた理由

消耗品の購入等は次年度も生じるため

次年度使用額の使用計画

抗体等の消耗品購入および旅費等に使用する

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公開日: 2016-06-01  

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