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2015 年度 実績報告書

消化器がん患者に対する制御性B細胞を標的とした免疫療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 26861091
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

佐瀬 善一郎  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (10468126)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードMDSC / 制御性B細胞
研究実績の概要

食道癌、胃癌、結腸・直腸癌、肝癌、膵癌、胆管癌患者より末梢血を採取、MONOPOLYを用いて低比重の好中球(MDSC)を採取し、正常ドナーより採取した末梢血単核球と共培養しanti-CD3およびanti-CD28 antibodyを用いて刺激を加え、ELISAにてTGF-b産生を測定しMDSCが免疫抑制能を有するかどうかの検証を行ったが、癌患者より分離出来るMDSCの収量が非常に少なく、抑制能の検証が出来なかった。現在、腫瘍浸潤好中球の免疫染色(CD15)を行い、臨床病理学的因子との関連を検索している。

また腫瘍浸潤リンパ球(TIL)中にBリンパ球が含まれているがどうかを検証中であり、これらの分離を試みている。分離が可能であり、収量がある程度見込まれる場合には腫瘍浸潤Bリンパ球が免疫抑制能を有することを証明するために抑制実験を行う方針である。

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公開日: 2017-01-06  

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