研究課題/領域番号 |
26861204
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
中川 周士 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (30643382)
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研究協力者 |
森原 徹 京都府立医科大学, 医学研究科, 准教授 (90336735)
井上 裕章 京都府立医科大学, 医学研究科, 講師 (60457968)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 筋損傷 / HSP47 / 線維化疾患 / 筋線維芽細胞 |
研究成果の概要 |
損傷を受けた筋線維は線維化によって瘢痕治癒するため再断裂を起こしやすい.Heat shock protein 47(HSP47)はコラーゲン生合成に特異的に作用する分子シャペロンである.本研究の目的は筋損傷動物モデルおよび筋芽細胞の線維化モデルを用いてHSP47の発現を解析することである.Wistarラットの腓腹筋内側頭を切離し損傷部位を組織学的に評価するとHSP47の発現が増加していた.ラット筋芽細胞株にTGF-β1を添加するとHSP47, COL1A1,COL3A1の遺伝子発現が増加した.以上からHSP47は筋損傷において瘢痕治癒を抑制する治療ターゲット分子となる可能性がある.
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自由記述の分野 |
スポーツ医学
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