研究課題
若手研究(B)
膀胱過活動への新規治療薬開発に向け、動脈硬化性閉塞性変化を伴う慢性膀胱虚血ラットモデルを用いて、骨盤内動脈硬化とそれに伴う膀胱過活動へのROK阻害剤長期投与による予防効果について検討した。その結果、ファスジルの長期予防投与は本病態モデルの動脈閉塞性変化を抑制し、膀胱過活動ならびに膀胱機能障害の発症を予防した。RhoA/ROK経路は過活動膀胱発症に寄与し、本経路を標的とした創薬開発が期待されると考えられた。
泌尿器科