研究課題
若手研究(B)
突発性難聴は急激に聴力が低下する原因不明の疾患で、どの治療法が有効かいまだ判明していない。本研究では突発性難聴患者に、健側耳を耳栓で塞ぎ病側耳を積極的に活用する「病側耳集中音響療法」を行うことで、聴力がより回復すること、脳活動が健常者の反応に近づくことを明らかにした。また、耳鳴り患者の脳活動を非侵襲的に計測することで、耳鳴りの聞こえる耳では抑制系の神経活動が低下していることを明らかにした。
聴覚医学