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2015 年度 研究成果報告書

アポトーシス関連因子IAPによる抗がん剤耐性機構の解明と新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26861737
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科系歯学
研究機関熊本大学

研究代表者

永田 将士  熊本大学, 医学部附属病院, 非常勤診療医師 (10635791)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード抗がん剤耐性 / アポトーシス / 腫瘍周囲環境
研究成果の概要

われわれは口腔扁平上皮癌細胞株を用い5-FU耐性株を樹立し、アポトーシス阻害タンパクであるcIAP2の重要性を提示し、cIAP2 の高発現が5-FUを用いた放射線化学療法の感受性低下を生じ、予後不良となることを報告した。続いて、cIAP2発現調節メカニズムとしてmiR-30aの高発現とアポトーシス耐性の関連性を示した。また、細胞外基質であるFibronectinが、細胞表面のインテグリンレセプターと結合し抗がん剤耐性をもたらすことや、癌関連線維芽細胞および腫瘍関連マクロファージの放射線化学療法への治療効果との関係という細胞周囲環境の変化による耐性メカニズムを報告した。

自由記述の分野

抗がん剤耐性

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公開日: 2017-05-10  

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