ACTH受容体欠損(MC2R KO)マウスとその野生型同腹子の舌組織のRNA採取を行い、CRH pathway関連遺伝子の発現をqPCRで検討した。野生型マウスと比較しMC2R KOマウスの舌のCRHのmRNA発現が上昇していた。CRH受容体、POMC、糖質コルチコイド受容体の発現に変化はなかった。舌においてstress response systemを構成するCRH pathwayの存在が示唆された。野生型マウスにおいてCRH pathway関連遺伝子の発現に関して舌と副腎と比較するためにリアルタイムPCRを用いて検討した。舌においてCRHR1およびNc3r1遺伝子の存在が示唆された。
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