組合せ数学、統計、数値解析の3分野とその周辺分野に現れる数理構造のうち、特に対称性の高い「デザイン」と呼ばれる構造について、存在問題、構成問題、分類問題、そして個別のデザインの相互関係について研究した。研究成果は、Journal of the Mathematical Society of Japanなどの数学の一般誌、Journal of Combinatorial Theory Series Bなどの組合せ論の著名誌、Indian Journal of Statisticsなどの統計の著名誌などに掲載された他、国際会議などでも発表されるなど、顕著であった。
|