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2015 年度 研究成果報告書

胃癌に対するHER2標的抗体医薬を搭載した金ナノ粒子製剤の開発と治療効果の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 26870390
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 医療系薬学
消化器外科学
研究機関岡山大学

研究代表者

黒田 新士  岡山大学, 医学部, 客員研究員 (60633758)

研究協力者 久保田 哲司  岡山大学大学院医歯薬学総合研究科, 消化器外科学, 大学院生
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード金ナノ粒子 / トラスツズマブ / HER2 / 胃癌 / トラスツズマブ抵抗性
研究成果の概要

トラスツズマブ(Tmab)結合金ナノ粒子(Tmab-AuNP)は、Tmab抵抗性を有するHER2陽性胃癌細胞株に対しても有意な細胞障害活性を示した。HER2陰性胃癌細胞株に対してはHER2細胞外ドメインを強制発現させることで同様に有意な細胞障害活性を示すようになった。Tmab-AuNP特有の細胞障害メカニズムとしては、Tmab-AuNPの細胞内への取り込みによる酸化ストレスやオートファジーの増強が一因と考えられた。以上より、Tmab-AuNPはTmab抵抗性癌腫に対する有効な新規治療薬となり得る可能性が示された。

自由記述の分野

消化器外科

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公開日: 2017-05-10  

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