研究課題/領域番号 |
26870535
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
青山 郁子 静岡大学, グローバル企画推進室, 特任准教授 (60586808)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | ネットいじめ / いじめ / 国際比較 |
研究実績の概要 |
H28年度は研究のまとめの年であり、成果発表と共有を中心に行った。研究に必要なデータ収集や分析作業はすでに前年度までに全て終わっているので、研究成果のまとめとして以下のことを行った。まず国際学会(国際心理学会、International Congress of Psychology)で共著者とともに複数のポスター発表、シンポジウムを行った。また、First authorとして国際誌(International Journal of School & Educational Psychology)への研究論文(Emotional responses to bullying among Japanese adolescents: Gender, context, and incidence visibility)の投稿(受理決定、現在印刷中)を行った。海外の共同研究者も論文を投稿中である。また筑波大学での夏季公開講座の講師を担当した。参加者はいじめ問題や子どもたちの問題に関心の高い教員の方々で、研究内容の発表が教育現場で問題解決の一助になりうる機会となった。これらの活動で国内国外において広く研究成果の共有を行うことができた。また別の論文の投稿準備をしているところである。今までの研究で得られた知見に基づき、今後更に研究を発展させ、社会と教育現場に貢献することができるか国内外の共同研究者とともに検討中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
H28年度は研究のまとめの年であり、成果共有を中心に行ったが上述の通り、今までの研究成果を国際学会で共著者とともに複数のポスター発表、シンポジウムを行った。また、国際誌(International Journal of School & Educational Psychology)への研究論文の投稿(受理決定、現在印刷中)や筑波大学での夏季公開講座の講師を担当した。当初の計画通り、研究成果の社会への共有を広く行うことができた。
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今後の研究の推進方策 |
当初H28年度が最終年度であったが、年度の途中から産休に入ったため、研究期間を1年延期した。来年度も引き続き、学会での発表と別の研究論文の投稿を行い、研究成果の共有を行う予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
9月から産休に入ったため参加できなかった学会があり、また国際学会も今年は開催地が日本であったため、旅費が余ってしまった。
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次年度使用額の使用計画 |
平成29年度に育休から復帰し研究を再開する予定。その際に必要な書籍の購入や研究発表の費用に予算を算出する予定である。
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