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2015 年度 研究成果報告書

高濃度酸素暴露マウスを用いた新生児慢性肺疾患長期合併症の病態解明と治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26870542
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 小児科学
胎児・新生児医学
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

難波 文彦  埼玉医科大学, 医学部, 講師 (20643323)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード未熟児医学 / 小児呼吸器学 / 高濃度酸素 / 新生児慢性肺疾患 / 性差 / 新生児 / 長期予後
研究成果の概要

高濃度酸素は未熟児に対して新生児慢性肺疾患を生じさせる。その発症と重症度には性差が存在するが、原因は分かっていない。本研究では、成獣マウス肺に対する新生仔期高濃度酸素の影響の性差について検討した。新生仔マウスを95%酸素に96時間暴露し、以降生後8週までルームエアで回復させた。成獣マウス肺に対する新生仔期高濃度酸素の影響について検討した。新生仔期高濃度酸素後の成獣雄マウスでは呼吸抵抗が上昇し、メサコリンに対する反応性が低下した。新生仔期高濃度酸素暴露後の成獣雌マウスでは肺胞化遅延を認めた。本研究の結果から、新生仔期高濃度酸素暴露は雌雄成獣マウスの呼吸機能に異なる形で影響を与えることが示された。

自由記述の分野

周産期・新生児医学

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公開日: 2017-05-10  

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