研究成果の概要 |
研究代表者が主催していた米国マサチューセッツ大学の研究室の総力を挙げて、細胞レベルでの 記憶の研究を行うため、ショウジョウバエの食べる行動をコマンドする神経細胞、フィーディング・ニューロン(Fdg neuron)を発見した(2013, Nature)。本研究では、Fdg neuronを要とする神経回路で起こるシナプスの可塑的な変化が行動になって現れるパブロフの条件反射の行動実験パラダイムを確立し、さらに、 Fdg neuronの反応性が実際に条件付けによって変化するということをカルシウムイメージング法により確認した。 (Sakurai et al., 発表準備中)。
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