研究課題
研究活動スタート支援
背部への温度刺激が脳の活動に及ぼす影響を、近赤外分光法を用い脳血流量の変化から明らかにすることを目的とした。表面温度42℃、16℃のホットパックを3分間、同一対象者の背部に当て、左前頭前野の脳血流量の測定を行った。結果、16℃の温度刺激は42℃の温度刺激よりも温度刺激開始から60秒までは脳血流量に変化を促すことが明らかとなった。よって脳の活動を促す目的に、背部への冷たい温度刺激を意図的に用いることの有用性が示された。
基礎看護学