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1986 年度 実績報告書

青少年時代の異文化体験が人格形成に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 60450035
研究機関東京学芸大学

研究代表者

中西 晃  東京学芸大, 国立大学(その他), 助教授 (00134776)

研究分担者 赤堀 侃司  東京学芸大学, 海外子女教育センター, 助教授 (80143626)
野田 一郎  東京学芸大学, 海外子女教育センター, 助教授 (50133111)
木村 達明  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40014849)
斉藤 耕二  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (70014686)
藤原 喜悦  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00014663)
キーワード異文化体験 / 人格形成 / 人生観 / 対人意識 / 日本社会観 / 異文化理解 / 国際感覚 / 差別・偏見 / 生活習慣 / 職業観 / 言語観 / 帰国子女
研究概要

1.帰国子女の文化的アイデンティティに関する調査研究
(1)本調査の実施
8月下旬に帰国子女教育研究校である本学附属大泉中学校・高等学校出身の社会人895名へ質問紙を郵送により配布し、9月から10月にかけて、異文化体験者184名、未体験者270名、計454名から回答を得た。質問は、属性に関する調査【I】と、職業・友人・結婚・家庭・人生観・異文化体験に関する調査【II】で構成されている。(2)分析作業
回答をコンピューターに入力し、属性によって被験者を次の3群にグルーピングした。帰国A群135名(高校までの異文化体験者)、帰国B群49名(大学以後の異文化体験者)、一般群270名。それぞれの回答の単純集計を行ない、調査【II】の中から対人関係に関する項目について有意差検定を行なっている。現在も作業中であるが、職場の人間関係・結婚観・生きがい等の項目で、各群間に有意な差が見られた。
2.帰国子女の文化的違和感と異文化理解に関する調査研究
(1)本調査の実施
7月から10月にかけて中学校5校、高等学校4校へ調査を実施した。調査は、属性に関する調査【I】と、進路・差別・偏見・対人関係・生活習慣・言語自国観についての意識調査【II】である。帰国子女は439名(中学155名、高校284名)、コントロールグループとしての一般生からは749名(中学495名、高校254名)から回答を得た。
(2)分析作業
回答をコンピューターに入力し、単純集計を終了した。現在、分析作業を進めるべく準備中である。

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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