研究概要 |
1.62年8月にイメージディスプレイシステムを購入し,61年に設置したマイクロVAX計算機に接続した.イメージディスプレイのソフトウエアテストを行った. 2.最新版のスペーステレスコープ科学データ解析システム(SDAS)とコマンドシステムとしての画像整約解析ファシリティ(IRAF)を入手し, マイクロVAX計算機に移植した. 3.SDASの各サブルーチンの機能の解析と,テストデータを用いたテストを行っている. 4.国産イメージディスプレイにSDASを適合させるため,イメージ表示サブルーチン群を修正し,テストを行っている. 5.英国で開発中のデータ処理システム(STARLINK)の提供を受け, 主として画像表示サブルーチンの使用法を調査している. 6.木曽観測所で開発された画像処理システムSPIRALを, 富士通の協力を得て, 東京天文台のホスト計算機に移植している. 7.今年度はSDASのホストコンピュータへの移植の可能性を検討する.VAX拡張フォートランで書かれたプログラムをフォートラン77に変換するための半自動変換システムを開発する予定である.コマンドシステムをしては, 上記SPIRALの採用を検討する.
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