研究概要 |
研究作業のためのクリーンベンチ、組織培養のための炭酸ガス培養器,観察のための倒立型,システム顕微鏡,さらに保存のためのディープフリーザーの設備の購入も完了し、計画に準じて研究を進めている。すなわち61年度は、ヒトおよびマウス由来上皮細胞と口腔由来細菌の親和性を解析し、マウス胎児から舌上皮,口腔上皮,皮フなどを無菌的に分離を行い、さらに安定した培養細胞として株化に努力している。 一方ヒト口腔からも粘膜細胞を集め、口腔由来細胞株を培養し、安定した株化細胞の樹立にかなりの成績を得ている。口腔内細菌も平行して分離培養、同定を進め、付着実験にそなえ、すでにStreptocolcus(S.mutans,S.salivarius,S.Pyogenes,およびS.faecalis),actinomyces,lactobcilus,Bacteroids,Fusobacterium,Caproytophaga などの菌株を保存出来た。
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